鼻から入れる国産インフルエンザワクチンはいつから?痛くないの?
鼻にスプレーするだけの予防接種があるのをご存じですか?
今回国産の経鼻ワクチンが開発され、
残念ながらまだ承認されていませんが、
ただでさえ痛くて憂うつになる従来型の予防接種が、
スプレーで可能になるならものすごくうれしいですね!
特に子供さんがいるご家庭では、
毎年2回の接種をするために、
嫌がる子供を病院まで連れて行くのに
苦労しているのではないでしょうか。
この経鼻ワクチンは、
従来の注射と比べても高い効果が期待できるそうです。
現在わかっている情報をまとめました。
開発したのは日本の企業
インフルエンザの感染を防ぐこの経鼻ワクチンは
大阪府吹田市にある一般財団法人
阪大微生物病研究会が開発した
国産のワクチンとなります。
米国では既に経鼻ワクチンは一般的に使用されていますが、
国産では初となります。
いつから使用できるの?
新薬を開発したからといって、
すぐに私たちが使用できるようになるわけではありません。
国に申請をし、審査、承認されなくては、
私たちが使用することはできないのです。
今回の経鼻型のインフルエンザワクチンが
必ずしも当てはまるわけではありませんが、
一般的に新医薬品の審査期間はどの程度なのでしょうか。
参考:http://www.jpma.or.jp/about/issue/gratis/newsletter/archive_after2014/85pc.pdf
過去10年間(2008~2017年)のデータがまとめられています。
審査期間の中央値は約10か月となっています。
どの年もほぼ10か月程度と安定しており、
恐らく今回の新薬もそれくらいの期間であると考えられますね。
早くても1年後に承認をされ、
そこからワクチンの製造となると、
2年後のワクチン接種の時期に間に合うでしょうか?
ただし、ここははっきりとしておらず、
ニュース記事では「数年後」とされています。
早く使用できるようになるといいですね。
期待できる効果とは?
今回申請されるのは、
「病原性をなくしたウイルスを利用した不活化ワクチン」
ということで、複数回の投与で抗体が作用することがわかっています。
従来の注射型のワクチンはインフルエンザにかからないわけではなく、
重症化を防ぐという目的が大きく、
ウイルス自体が体内に入ってしまうことは防げませんでした。
しかし、経鼻ワクチンは粘膜のバリア機能を高めることで
ウイルスが体内に入る前に防御することが期待できるということです。
さらに、流行するウイルスの型に左右されず、
予想と違っても効果があるという研究結果があるということです。
不活化ワクチンのため副作用がないことも大きなポイントで、
従来のワクチンは注射後に腫れや痛みがあったり、
発熱があるケースもあるため、
どの世代にも安心して使用できるのではないでしょうか。
痛みもなく効果が高い、ということであれば、
この経鼻ワクチン、大変期待ができますね。
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